当社は創業100年以上の歴史ある型枠大工工事業者です
東京都渋谷区にある後町建設工業株式会社は、明治43年に長野県諏訪市において大工工事業として創業以来、
戦後の混乱期を乗り切り、高度経済成長期に会社法人としての体制を整え、
数多くの建設物の建築に携わって参りました。
型枠工事のパイオニアとして、型枠技術を磨き続け、豊富な経験と共に
熟年層職人から若年層職人への技術の伝承をしっかりと図り、更なる技術の向上を追い求めております。
近年では得意とするマンション、ショッピングセンターをはじめ 高層住宅、オフィスビル、大学校舎等の教育施設など
幅広い型枠工事に携わらせて頂いております。
協力企業様や職人さんの募集も随時しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
ブログ
今年の夏の最大のトピックは、コロナ禍の中で開催され、賛否両論分かれた「東京オリンピック・パラリンピック」ではなかったでしょうか。私は東京オリンピック・パラリンピック開催は行うべきという意見でしたから、無観客開催になってしまったことが非常に残念でした。東京オリンピックとパラリンピックによって、多くの感動と様々なスポーツの持つ力、パラスポーツのすばらしさを実感できた2か月間だったと思うだけに、一般の観客入場は制限したとしても、小中学生の学校単位での観戦は実施してもらいたいと心底思っていました。
しかしマスコミや所謂コロナ感染症の専門家の方々の強力な反対によって、残念ながらほぼ全ての競技で無観客となってしまいました。私はコロナ感染症と戦う医療従事者の方々の奮闘と献身的なご努力には、深甚なる感謝と尊敬の念を持っています。しかしマスコミに登場してくる専門家の方々や8割おじさんなどと呼ばれる専門家の先生方、さらにマスコミの報道姿勢には大きな疑問を抱かざるを得ません。実際にオリンピックとパラリンピックが原因となって感染拡大は発生したのでしょうか? 有観客で競技を開催した宮城県や茨城県のサッカー、伊豆の自転車競技、札幌や東京で開催されたマラソン、それらの競技観戦を起因とした感染爆発は発生したのでしょうか? 一時、東京都で5000名以上まで拡大した1日当たりの新規感染者数、これはオリンピック開催以前の感染が期間中に表面化した数字です。 それどころか現在(2021.9.23)の東京都をはじめとする全国での急激な感染者数の減少を目の当たりにして、彼ら専門家は自分たちの見通しが誤っていたなどと発言するのを見たことがありません。曰く「人流が減った」「若者の行動変容」「意識の変化」みんな後付けです。少なくとも昼間や夕方の人流など全く減っていませんよ。専門家もマスコミも自分たちが誤っていたならばそれをはっきり認めて欲しいと思います。飲食業や観光業で働く方々が塗炭の苦しみを受け続けている最大の要因は『感染拡大防止のためには人流の抑制が絶対に必要』という考え方に基づいた自粛要請にあり、この考え方・対処方針は既に破綻していると思います。
間違いなく10年後、20年後には、東京オリンピック・パラリンピックを開催してよかった。また世界の国々からも大きな感謝と尊敬を日本が得ることになったエポックとして記憶されることになるでしょう。私は特にパラスポーツの面白さを深く認識できたこと、さらにここから一歩進んで様々な人々がジェンダーや障害によって差別されることなく、共生できる社会を創り出していくために、人々の意識の変化を進めていくことへの大きな契機になると感じている今日この頃です。
少し前になりますが3月18日に「大井町きゅりあん」にて開催されました、全建総連東京都連合会主催による「建設産業の未来を創る2021シンポジウム」において、記念講演『建設業の未来を拓くために』の講師を務めさせて頂きました。1420~1500までの40分間、CCUS(建設キャリアアップシステム)によってもたらされる産業の姿、その必要性について講演をしました。CCUSに対してはいまだに「メリットが感じられない」「何を目指しているのか不明瞭」「登録作業が煩雑過ぎる」などの厳しい意見が多いですが、建設産業が持続可能な産業に生まれ変わるためには、絶対に必要なインフラとなります。
このCCUSによって技能者の評価、さらに進んでその技能者を雇用する専門工事会社の施工能力等の評価が行われ、高い評価を受けた企業の受注機会の拡大が制度的に図られる産業の姿とならなければなりません。私自身、技能者の社会保険加入推進、CCUSのシステム構築、CCUSのデータに基づく技能者の評価基準策定、さらに専門工事会社の施工能力評価と優秀な評価を受けた企業の公共工事等における受注機会拡大への政策的取組、これらに約8年間程度、日本型枠の各種専門委員会や国交省の様々なワーキングに参画し取組んできました。今が生みの苦しみの時、胸突き八丁の難関だと思っています。しかしここを乗り越えなければ、建設産業の未来はないと感じています。志を同じくする方々だけでなく、今後とも多くの方々にその必要性を積極的に訴えていきたいと思います。
2011年3月11日、東日本大震災から10年目になりました。あの日のことは一生忘れることが出来ない一日となりました。私は午前中から昼過ぎにかけて自宅で仕事をしているところでした。かすかな揺れを感じて妻に「あっ地震だ」と呟いた後に、どんどん加速度的に揺れが強くなっていきました。今までに体感したことのない揺れでした。リビングにいたまだ小学校2年生の娘がテーブルの下に隠れたのを鮮明に記憶しています。感覚的には2分くらい揺れ続けていたような感じでした。それからはテレビで東北沿岸を襲う津波の映像が生で放映され、仙台市を襲った津波が田畑や車、家屋をまるでアメーバのように飲み込んでいく映像に唖然となりました。
その後の福島第一原発の運転停止と水素爆発、各地での甚大な津波と放射能汚染の凄まじい被害は皆さんご存じの通りだと思います。自宅のある松戸でも交通機関はすべてストップし、近隣の老朽化していた建物が二棟半壊し、当社の資材センター周辺の大半の家屋の瓦が大きな被害を受けていたこと、水やガソリンが全く手に入らなくなったこと、コンビニやスーパーの棚から商品が消えてしまったことを思い出します。
あれから防災のためのインフラ整備、建設産業の必要性に対する社会の認識は大きく変わっていったと思います。世界の陸地面積のわずか1%程度しかない国土に地震、台風、津波、火山の噴火、河川の氾濫などの自然災害が絶え間なく襲い掛かる日本列島。地球上で起こるM6以上の地震の10%以上が日本で発生し、自然災害による経済的損失でも全世界で発生する自然災害による経済的損失の10%程度を毎年被る日本。しかし人命の損失は0.1%程度に抑え込んでいるのもまた事実です。優れた防災インフラや高度な耐震技術に支えられた建築物や構造体。それらを愚直にまじめに作り続ける建設産業にはたらく職人や技術者たち。私たちは命を守る仕事をしていると深く考えさせられる一日です。
東日本大震災でお亡くなりになった多くの方々に思いを寄せ、祈りを捧げる3月11日です。
最後にブログを更新してから5か月が経ちました。そのあいだに世界情勢は全く変わってしまいましたね。当然、日本の社会も大変なことになってしまいました。正直、昨年末から2月頃までは、こんな事になってしまうとは全く考えていませんでした。
とは言うもののただ流れに身を任せていては会社や協力会社、そして弊社の現場で働いている職人とその家族を守ることは出来ません。また安定した型枠工事を元請各社様に提供も出来ません。弊社では3月上旬に『新型コロナウイルス感染症予防策』について各職人に送信。さらに『コロナ対策マニュアル』を作成し、下記の想定される事案についての対策を事前に策定しました。
・現場が閉鎖された場合
・弊社職員・職人及びその家族に感染者が発現した場合
・弊社職員・職人が濃厚接触者となった場合
・社長が感染した場合
このほかにも様々な事態を想定して、対策をマニュアル化しました。同時に本日現在、協力会社に対して「公的助成制度」「融資制度」「雇用調整助成金制度」などの情報をメールにて5度にわたり発信しています。さらに各現場へのマスクと消毒液配付、会社事務所における週5日勤務体制を2日勤務に縮減し、自宅勤務とテレワークの積極活用を進めています。何よりも『働く職人の安全を第一に』考えて対応を進めていきます。本当に何でもない日常がどんなにありがたかったことか。今はとにかくみんなで頑張りましょう!!!
ついこの間まで『暑い』などと言っていたのに、気が付けば年末、師走ですね。最近は年を重ねるにしたがって一年がたつのが加速度的に早く感じるのは歳を取ったからでしょうか(笑) 今年は流行語大賞に選ばれた『One Team』に代表されるラグビーワールドカップに熱狂した年でした。我が社も数多くの施工会社、班、社員によって構成されていますが、気持ちを一つに『One Team』で施工に当たれるように頑張っていく所存です。
型枠工事とは
型枠工事とは、建設物の骨組みとなる基礎や柱を作るためのコンクリートを流し込む『型枠』を作る工事です。
超高層建築物も商業施設も、建設においてその骨組みとなるコンクリートを作る作業が非常に重要で、
コンクリートを流し込む際の加重や圧力に耐えられる型枠を設計寸法通り正確に作ります。
型枠の技術がコンクリート構造物の出来を左右すると言っても決して過言ではありません。
型枠大工とは
建物の構造で重要な壁、柱、梁など、建築物の要となる箇所を
作り出す主要職種の一つが型枠大工です。
壁、柱、梁などを形成するコンクリートを流し込む枠(型枠)を加工し、建て込み、
脱型した枠を転用するなどして、建築工事を進めていく重要な職種です。
型枠大工は鳶・土工、鉄筋と並んで、
「躯体三役」と呼ばれる現場の中核となる職種です。
社長、先輩スタッフが親切、丁寧に指導しますから、
未経験・初心者の方でも安心です。
もちろん社会保険制度にも加入しています。
経験を積み資格を取得して、独立・起業している先輩もたくさんいます。
後町建設工業の型枠工事の歴史
後町建設工業は、皆様の絶えざるご指導とご鞭撻のおかげで、創業から100周年を超え多くの企業様とお付き合いをしてきました。
弊社が辿った1世紀の歩みの中で携わらせて中には、歴史的建築物となっているものも幾つか存在しております。
大正12年に、現在の東京都の人口増加に伴う食料の安定供給に対処するために計画され、
昭和7年1月から翌8年5月にかけて株式会社鴻池組様から発注されたのが現在の築地市場の型枠工事です。
当社が携わらせて頂いたのは、鉄筋コンクリート造の魚類第一卸売人売り場、
同じく鉄筋コンクリート造の塩干し魚倉庫と砕氷機置き場で、延べ床面積は15,436m2に及んだそうです。
昭和初期の当社型枠工事の代表作として、絶対に欠かせないのが英国大使館官邸新築工事です。
株式会社鴻池組様が英国国務省からの発注で、現在の千代田区一番町において
昭和4年9月着工、同6年9月に竣工した建築物です。
1910年の創業以来培われてきた型枠工事の経験と技術を生かし、
『伝統・技術・信頼・改革』をコンセプトに、
これからも私達は“Construct Future”未来を創っていきます。
近年の主な施工事例
今日も町のどこかで私たち後町建設工業の型枠大工職人たちが様々な建物を建設し、人々が生活する空間を創り続けています。
生まれ変わる建物や新しく創られる建物など、当社が型枠工事を手掛けさせて頂いた施工事例をいくつかご紹介致します。
当社では、高級賃貸住宅やデザイナーズマンション、高層マンション、
大型ショッピングセンター、ショッピングモールから
小学校や大学の校舎、倉庫や配送センターまで幅広い建設物の型枠大工工事を請け負っております。
大きなプロジェクトを成し遂げる為には、高い技術と高い志を持った協力会社様の力、
そして型枠工事を担う型枠大工様の力が必要です。
是非一緒に、人々の生活に欠かせない未来へ残る建設物を創りませんか?
会社案内
社名 | 後町建設工業株式会社 |
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代表取締役 | 後町 広幸 |
本社所在地 | 〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-16-1 |
TEL | 03-3379-5167 |
FAX | 03-3379-5177 |
建設業の許可 | 許可番号:東京都知事許可(般-18)第38537号 許可年月日:平成18年9月30日 |
建設業の種類 | 大工工事業、東京商工会議所、「渋谷区法人会」会員、東京建設工業協同組合会員 |
業務内容 | 型枠大工工事 |
創業年月日 | 明治43年5月1日 |
資本金 | 2,000万円 |
主要取引銀行 | 商工中金、東日本銀行、日本政策金融公庫、みずほ銀行 |
主要取引先 | 株式会社鴻池組、鹿島建設株式会社、(株)長谷工コーポレーション、太陽建設株式会社 昭和建設株式会社、JFEコンフォーム株式会社、鴻池ビルテクノ株式会社 |