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 2011年3月11日、東日本大震災から10年目になりました。あの日のことは一生忘れることが出来ない一日となりました。私は午前中から昼過ぎにかけて自宅で仕事をしているところでした。かすかな揺れを感じて妻に「あっ地震だ」と呟いた後に、どんどん加速度的に揺れが強くなっていきました。今までに体感したことのない揺れでした。リビングにいたまだ小学校2年生の娘がテーブルの下に隠れたのを鮮明に記憶しています。感覚的には2分くらい揺れ続けていたような感じでした。それからはテレビで東北沿岸を襲う津波の映像が生で放映され、仙台市を襲った津波が田畑や車、家屋をまるでアメーバのように飲み込んでいく映像に唖然となりました。

 

 その後の福島第一原発の運転停止と水素爆発、各地での甚大な津波と放射能汚染の凄まじい被害は皆さんご存じの通りだと思います。自宅のある松戸でも交通機関はすべてストップし、近隣の老朽化していた建物が二棟半壊し、当社の資材センター周辺の大半の家屋の瓦が大きな被害を受けていたこと、水やガソリンが全く手に入らなくなったこと、コンビニやスーパーの棚から商品が消えてしまったことを思い出します。

 

 あれから防災のためのインフラ整備、建設産業の必要性に対する社会の認識は大きく変わっていったと思います。世界の陸地面積のわずか1%程度しかない国土に地震、台風、津波、火山の噴火、河川の氾濫などの自然災害が絶え間なく襲い掛かる日本列島。地球上で起こるM6以上の地震の10%以上が日本で発生し、自然災害による経済的損失でも全世界で発生する自然災害による経済的損失の10%程度を毎年被る日本。しかし人命の損失は0.1%程度に抑え込んでいるのもまた事実です。優れた防災インフラや高度な耐震技術に支えられた建築物や構造体。それらを愚直にまじめに作り続ける建設産業にはたらく職人や技術者たち。私たちは命を守る仕事をしていると深く考えさせられる一日です。

 

 東日本大震災でお亡くなりになった多くの方々に思いを寄せ、祈りを捧げる3月11日です。


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